ブログ疲れ

　特別理由があるわけではないが、何となくブログを書くのに疲労感を覚えている。病人高齢者ゆえの体調の善し悪しが変動著しく、食欲を失うほどではないが執筆意欲を削がれている。暫く筆を休めざるを得ないかも知れないので、予めお知らせする。特にどうという重要ブログの類いではないので、迷惑や影響は一切ないと思う。あくまで本人の意欲次第で、体調が安定して気が向けば再開する予定だ。

　これという治療や処置を一切していない再発肺癌は矢張り相当重く、外出時には酸素ボンベの携行が不可欠になった。厄介な荷物になるので容量を半分に落として、尚且つキャリー搭載から背中へ背負い込む小型バックへ変更した。重量が2.6㎏と軽いので負担にはならず、酸素を供給するシリコン･パイプも邪魔にはならなくなった。杖を手放せないので両手が使えて至極便利になった。

　出来得る環境改善は自分なりに工夫して対処しているが、肝心の体調が今一思わしくない。起床時の最高血圧が170代で、最低血圧も80前後が続いている。ハッキリした原因は不明だが、一日当り100g程度体重が減少し続けている。時々クラクラした状態が現れ、数日置きにグラグラして意識が遠のく症状が出始めた。医者に相談すると降圧剤の服用は副作用があるので見合わせようと言われた。

　症状が出た時はベットへ横になって安静にして下さいと言われているので実行しているが、ブログを書く気分とは程遠い。そんな訳で今後の『獨庵放言録』は風前の灯火状態になる。時々書く程度にペースダウンを余儀なくされるので、愛読各氏のご諒承を賜らねばならない。