獨庵放言録

群れず流されず時代を見つめ続ける老人の、骨太で繊細な風変わりブログ!!!

政治評論

寒い春と天気予報

今年の春は寒い春だ。間もなくゴールデンウィークに突入しようというこの頃になっても、一向に春らしい暖かさが感じられない。温度計は時折春らしい気温を表示するが、体感的に暖かいという実感がない。これも地球温暖化の影響といってしまえばそれまでだが…

公明党の不思議

再三指摘しているが、政治の世界はミステリーの宝庫であり、巣窟でもある。"一寸先は判らない"とも言われるが、誰の目にも明らかなこともある。新興宗教という呼び名が色褪せた感じの「創価学会」を母体とする政党「公明党」である。保守政治の自民党と提携…

日本共産党の不思議

世の中には色々な不思議があるが、中でも政治に関する不思議は不思議を飛び越えて「奇怪」の部類に属するものが少なくない。国会に議席を持つ与野党それぞれにミステリーを秘めているが、政党として一番長い歴史を誇る日本共産党は特に傑出している。「万年…

長いトンネルの安倍政権

「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。」川端康成の小説「雪国」の余りに有名な冒頭である。上越新幹線ができる遙かに前の時代の話で、そこかしこに現代とは異なる雪国特有の風情があった頃である。降り積もる雪に閉ざされて、人々は僅かな温…

安直だらけの時代

世の中を見回せばどちらを向いても「安直」だらけである。まるで「安直大バーゲン」の趣だ。どうしてこうなったのかについては各論があるだろうが、理屈を捏ね回しても事態が改善されるわけではない。何らかの改善策があるとすれば、それは私たち国民が率直…

我が国の政治風景

通常国会が開幕中である。相も変わらぬ与野党の攻防とは程遠い"せめぎ合い"は、不毛で退屈極まりない。認知症の高齢者以外の国民は誠に見るに忍びない。毎度お馴染みと言えばそれまでだが、この混沌とした国際情勢の中にあって、よくもまあこれほど呑気なこ…

老人日記(新年慨嘆)

東京の正月は概ね穏やかな晴天に恵まれた。例年関東平野に吹く風も今年は何故か遠慮がちで、例年より高めの気温が手伝って「小春日和」の日が続いた。テレビのニュースは札幌の雪が少ないと報じていたが、何やら少し不気味な気がしないでもない年明けである…

NHKとは何者ぞ!!

新年1月からNHKの会長が交代するのだそうな。以前から思っていたがNHKの会長って一体何をしているのだろうか。経験も知識もない全くの異分野から、安倍政権に指名されて突然公共放送NHKの会長になる。何らの知見を必要としない役職であれば、極論すれば一般…

「桜を見る会」の笑いぐさ

安倍総理主催の「桜を見る会」が話題である。国会はまるでこの話題だけが国事・国難であるかのように、連日野党側の追求が続いている。それに便乗したマスコミが騒ぎ立て、毎度お馴染みの有識者とやらがぞろぞろ出てきて、勝手に"唯我独尊"の屁理屈を並べ立て…

逆転した右翼と左翼

古くから言われて来た右翼とか左翼という思想集団が分からなくなっている。保守とか革新とか言われていた時代が遠のき、大半の国民が思想そのものに興味や関心を失う時代になっている。右も左も関係ない、取り敢えずそこそこ豊かな暮らしが出来れば良いとす…

「NHKから国民を守る党」の暴走

政治とは何か、法制度とは何かが問われている。言わずと知れた「NHKから国民を守る党」である。あまりにもバカバカしくて論じるに値しないと思うが、平和呆けした我が国の現状を象徴しているという意味で、敢えて糾弾すべき価値を見出せる。 自由が保障され…

どうでも良い混迷野党!!

旧民主党会派の軸足が定まらない。申し訳ないが民主党政権が消滅した時から、存在価値が消えかけていた集団である。訳が分からぬ"天然呆け"の労働団体「連合」とかに担がれて、さしたる理由もなく現在まで存在していること自体が不可思議極まりない議員集団…